2008年11月29日土曜日

ポルトガル親善交流の旅 〜(5)ポルトガル観光編〜

2008年11月21日(金)〜28日(金)
ポルトガル親善交流の旅


ポルトガル最古の大学、コインブラ大学。黒いごみのようなものは学生服で、卒業した学生がびりびりに破いて捨てていくのだそうです。


大学の図書館に入ると、その重厚感に圧倒されてしまいました。高い壁一面にたくさんの本が並び、金箔や漆できれいに装飾された本棚は、まるでハリーポッターの映画の一場面を見ているようでした。残念ながら館内は撮影禁止だったので、図書館前でパチリ。


ポルトガルでは、よく美しい絵タイル(アズレージョ)を目にします。このアヴェイロの旧駅舎もとても素敵なアズレージョで飾られており、隣に新しい駅舎ができた今でも大切に残されているそうです。


世界遺産に指定されているポルトの町並み。ワイナリーの並ぶドウロ川対岸からの眺めです。


ポルトの町を、親善交流の準備の合間に着物で観光しました。


こんな塔にも着物で挑戦しましたが、もちろんエレベーターなどあるはずもなく、私は途中でリタイアしてしまいました。一番上まで登りきった三人、すごい!!


100mの断崖の上からナザレの町と大西洋を望みました。真っ青な空ときらきらと輝く海が眩しかったです。ナザレは漁村で、夏には海水浴客でにぎわうそう。今度はぜひ夏に来たい!?


観光最終日、リスボンに帰ってきました。テージョ川に浮かぶ姿が美しいベレンの塔です。一階は水牢、二階には砲台が置かれ、川からの侵入者を見張るため1519年に建てられたものです。


長い年月と莫大な建築費をかけて造られたジェロニモス修道院。ポルトガル大航海時代の繁栄を象徴しています。中庭を取り囲む回廊は、柱や壁に様々な彫刻が施されていて、それを見ているだけでもおもしろいです。


ヴァスコ・ダ・ガマの棺も安置されている、修道院内の教会です。あまりの荘厳さに言葉を失ってしまうほどでした。


ポルトガル観光編リポート:あやちゃん

ポルトガル親善交流の旅 〜(4)ポルトガルワイン編〜

2008年11月21日(金)〜28日(金)
ポルトガル親善交流の旅


ポルトと言えばポートワイン!
国名の起源でもあるポルトは、ポートワインの原産地としても有名です。大西洋に流れ込むドウロ川の河口にありドンルイス1世橋という大きなアーチ橋が町の 象徴となっています。川岸にはワイン工場が立ち並び、私達は「FERREIRA」に行きました。


発酵の途中で77℃のブランデーを加え発酵を止めるのが特徴!この製法により独特の甘味とコクが生まれます。度数も20℃前後と通常より高目。


さて、待ちに待った試飲です。赤と白を試飲させてもらいました。ワイン好きにはたまりませんね。赤独特の苦味もなく赤ワインの苦手な私でも飲みやすく、美味し〜いワインでした。もちろん買っちゃいました♪♪


オビドスのお酒ジンジャGinja!!
サクランボを漬け込んだ果実酒。
通りの一角にあるお店を発見。一杯1ユーロなのでちょっと立ち寄り試飲。
甘くて口当たりがいい。梅酒を濃厚にした感じかな・・・


また今回の旅行でもよく飲みました。


ポルトガルワイン編リポート:こばちゃん

ポルトガル親善交流の旅 〜(3)ポルトガル料理編〜

2008年11月21日(金)〜28日(金)
ポルトガル親善交流の旅




ポルトガル料理編リポート:たと

ポルトガル親善交流の旅 〜(2)ポルト茶華道編〜

2008年11月21日(金)〜28日(金)
ポルトガル親善交流の旅


11月24(月)第二回目のイベントは古都ポルトにて開催されました。急遽、ポルト副市長 を表敬訪問することとなり太田社中は全員朝から着物姿での出陣となりました。少し緊張の面持ちで市庁舎へ。庁舎内にて、副市長からのお言葉をいただき、太 田先生のご挨拶を伺い・・・このような貴重な経験をさせていただき、とても感慨深い気持ちになりました。


と、余韻に浸るのも束の間、庁舎を後にし、午後からのイベントに向けて準備開始です。ポル トでは、花材購入は市場でしたので、数件のお店をまわって花材を調達しました。言葉は通じなくとも、筆談とあとは‘心’でお店の人とも気持ちを通わせ次か ら次へと花材をゲット!これが、太田先生の極意です!


イベント会場はポルト市中央にあるポルト市文化会館、通称「バルセマウン伯爵の館」です。コインブラ同様、作品を展示した会場でいけばなのデモンストレーションを行い、立礼によるお点前披露と呈茶を行いました。


イベントには、日本語を勉強しているというポルトガルの若者たちも数名いて、とても興味深そうに先生の話に耳を傾けていました。日本文化を肌で感じてもらえたのではないでしょうか?

ポルト茶華道編リポート:たっきぃ

ポルトガル親善交流の旅 〜(1)コインブラ茶華道編〜

2008年11月21日(金)〜28日(金)
ポルトガル親善交流の旅


11/22(土) とてもきれいな青空の中、リスボンからバスで約200キロ移動し、第1回目のイベント開催の地、文化の中心といわれるコインブラに到着。この町にふさわしく、昼食をコインブラ大学の学食(!)でいただいた後、会場へ向かいました。

会場は「キンタ・ダス・ラグリマス」という、14世紀、ペドロ王子と侍女イネスの悲劇のロ マンスにまつわる「涙の館」を改装した由緒あるホテルです。なんと、宿泊もこのホテルでした(^O^)v ロビーや廊下に置かれた調度品の素晴らしさに目 を奪われながらも、とりあえずお花の買出しへ。


今回は街のお花屋さんで花材を購入しました。…しかし!それだけでは終わらない。太田先生 はホテルのお庭に咲いている花や木の実などをゲット(もちろん許可をいただいて…)その土地ならではの作品は、生け花を身近に感じてもらえるはず!設営の 真っ最中の会場の片隅で、さっそく生けこみを開始。
太田先生は、格闘(?)している私たちにアドバイスをしながらも、デモンストレーションの 準備を着々と進めていきます。場数とはいえ、先生の創造力の素晴らしさを改めて実感しました。そして、与えられた花材でお稽古するだけでも時間がかかる私 たちにとって、花材から選ぶ大変さ、短時間での製作など、勉強になることばかりでした。

開始時間の前から、会場の外で待つお客様(…ポルトガル人は時間にルーズって言ったのは誰?)、中には着物姿の女性も…!ポルトガルの方と結婚されて、こちらに住んでいらっしゃる日本人の方でした。異国の地で着物姿の方に会えるなんて、ちょっとうれしくなりました。


☆いけばなデモンストレーション☆
まず、先生が解説しながら「立花」を生けていきます。みなさん、先生の分かりやすい説明に引き込まれるように聞いていました。そして希望者を募り、使いた い花を選んでもらって、先生のアドバイスを受けながら生けていきます。なかなか積極的に生けていかれるので少しびっくり。それだけいけばなの楽しさが伝 わったということでしょう。


☆呈茶☆
リスボンにある日本大使館所有の立礼の道具をお借りして、いけばなと同じ会場内で行いました。(立礼の道具があるなんて、さすが日本大使館、さすが裏千 家)日本から持参したお菓子はなかなか好評でしたが、お茶は少々苦手な方もいらっしゃったようです。しかし、みなさんお点前の様子を興味深そうに見ていらっしゃいました。

立礼のお点前は普段、あまりやる機会がないので緊張しました。
水屋も同じ会場内…!なかなか緊張感のある現場?でした。


主催者側から歓迎レセプションをしていただけるということで、夕食後、同じ会場で、大学生による管楽器の四重奏とコインブラ大学の先生方によるコーラスを聴かせていただきました。目の前で生演奏を聴かせていただき、とても心地よいひとときでした。


文化の中心コインブラで、文化交流の名にふさわしい、素敵な時間を過ごす事ができました。

コインブラ茶華道編リポート:くまちゃん

ポルトガル親善交流の旅 〜(0)はじめ〜

2008年11月21日(金)~28日(金)
ポルトガル親善交流の旅


冬の気配を感じ始めた11月末、太田先生と社中数名は
茶華道親善交流のためポルトガルに行ってまいりました。
ポストカードそのままのような青い空、
青の紋様のタイルで覆われた建物の数々。
青の美しいポルトガルで、茶道点前披露と
いけばなデモンストレーションを行いました。
文化の中心コインブラ、商業都市ポルトでの日本文化交流をはじめ、
旅先で見たもの、感じたものを社中がつづります。

2008年11月17日月曜日

どうだん亭秋の一般公開

2008年11月16日(日)
どうだん亭秋の一般公開(尾張旭市)



昨日から10日間に渡りどうだん亭が一般公開され、
2日目の本日は呈茶のサービスとして太田社中が担当いたしました。



時雨空もあってかお客様は気持ち少なめでしたが、
それでも市内の方、遠方の方、様々なところからお越しくださった方々が、
どうだん亭の色づきを楽しんでゆかれました。



本日の御菓子は錦秋(きんしゅう)。
御菓子の中にも山の彩りを見ることができ、
とっても嬉しくなってしまいます。


本日のメンバー(一部)


この他に水屋を支えてくださった方々、
市のスタッフの方々のご手配により、
本日のおもてなしをすることができました。
ありがとうございます。

またどうだん亭が紅く染まる頃に。。。

リポート:たと